大分県のおすすめご当地情報をご紹介。大分県には別府温泉、夫婦岩、くじゅう花公園などの観光スポット、大分七夕まつり、湯布院映画祭、日田川開き観光祭などの観光イベント、とり天、ふぐ料理、中津からあげなどのご当地グルメがあります。
大分県は九州地方の東部にあり、豊後国と呼ばれた県です。大分県は別府温泉や由布院温泉などの有名な温泉地があることで知られている県で、「日本一のおんせん県おおいた」というキャッチコピーでPRをしています。
温泉の源泉数、湧出量ともに日本一を誇る大分県は、地熱発電でも日本一であり、それを様々な産業に活用しています。
古代から人が住んでいたことを示す遺跡が残されており、大分市の横尾遺跡は日本最古の建築部材といわれています。鎌倉時代には大友氏が支配し、キリシタン大名として知られている大友宗麟が支配していたときに、中国やポルトガルとの交易の影響により南蛮文化が生まれました。
江戸時代になると8つの藩ができあがり大都市とはならなかったものの、各個で独特の文化を生み出し、武家屋敷などが現存しているため、こうした観光スポットで歴史をたどることもできます。
大分県では国内でも有名な別府温泉や由布院温泉などがあり、特に由布院温泉は温泉地には必ずといってよい歓楽街などが整備されず、また景観を守るために開発などを行わずにいたのが落ち着いた雰囲気でゆっくりできるということで好評を博し、九州では人気の温泉地として一位に選ばれるまでになっています。
そのほか温泉地には安価な値段で入浴できる共同温泉なども多く、いろいろな温泉の楽しみ方があります。ゆっくりとしたくつろぎの時間を持ちたいときに訪れてみたい温泉街が大分県には多くあります。
大分県には地獄といわれる温泉も数あります。血の池地獄は酸化鉄などによって温泉の色が朱色になっていることからこの名前が付けられ、別府の地獄として国の名勝にも指定されています。
龍巻地獄は欠泉で20分から40分の間に湯が噴出します。坊主地獄は90度をこえる高温の泥が煮えたぎる地獄で、泥が吹き出すところが坊主の頭のように見えることからこの名前が付けられています。温泉でゆっくりするのも良いですが、地獄といわれる温泉も大分観光の目玉となっています。
湯けむりが立ち込め、硫黄の香りが漂う温泉観光地。温泉都市として知られる別府は市内各地に温泉があり、源泉数2000以上、湧出量が毎分8万リットルを超え、ともに日本一。 中心の市街地の海岸通りと流川通りの周辺にホテル旅館街があり、流川通りには銀天街などの繁華街がにぎわいを見せている。 奇観を呈する自然湧出の源泉を観光名所化した別府地獄めぐりなど観光スポットも充実。 古くから由来の異なる温泉郷が8つあり「別府八湯」と呼ばれる。単純泉、食塩泉、重曹泉、重炭酸土類泉など多数の温泉が湧き、各泉質に応じて効能がある。 豊かな温泉資源は、古くは明礬の生産から、地熱発電、医療、花き栽培、養魚業、最近では...»
由布岳のふもとに広がり、今も多く残るワラ葺屋根と近代的な建物がうまく調和した落着きのある温泉郷。 温泉湧出量、源泉の数は同じく大分県の別府温泉に次ぐ全国第2位と湯量が豊富。 由布院駅からの方向に延びる通称「由布見通り」や、金鱗湖に続く「湯の坪街道」には、しゃれた雑貨屋やレストランが並び、周辺には各種の美術館が点在している。 宿泊施設はにぎやかな町並みから外れた周辺の川端や林の間、丘の上などにある。 ネオンサインのきらめく歓楽街はなく、高層のホテルもない田園的な名残を残していて、女性に人気が高い。 夏は高原性の気候で涼しく、避暑を兼ねた観光客が多く、自然が生かされた観光地だけに訪れる人...»
地獄とは200~300メートルの地底から噴き出る熱湯・噴気・熱泥のこと。各地獄とも色や成分に特色があり、鉄輪温泉に集中する。 「地獄めぐり」はコバルトブルーの「海地獄」や真っ赤な湯が煮えたぎる「血の池地獄」、約20メートルも熱湯を噴き上げる「竜巻地獄」などそれぞれ特色の異なる8ヶ所を周遊する別府の代表的観光コース。 別府地獄めぐりとは 別府地獄めぐりは、大分県別府市にある別府温泉に点在する地底から噴き出る熱湯、噴気、熱泥などの「地獄」を観光するコースです。地獄とは、200~300メートルの地底から噴き出すこれらの熱現象を指します。各地獄はその色や成分に特色があり、特に鉄輪温泉周辺...»
由布院温泉にある温泉の湧く池で、金鱗湖に朝霧がかかる風景は由布院温泉を代表する景観。 池底から温泉と清水が湧き出ているとともに、5つの河川が流入しており、その中には約30℃の温泉水が流れる河川もある。 その温度差のために秋から冬にかけての早朝には池面から霧が立ち上る幻想的な光景が見られる。 その霧が、由布院盆地の名物である朝霧の源であるとも言われる。この景色はお盆に霧が乗ってるように見えることから「霧盆」と呼ばれ、湯布院を代表する風物となっている。 金鱗湖には、フナやコイ、ハヤのほか、外来魚のティラピア、グッピー等が生息している。 由布岳の麓にあることから金鱗湖はかつて「岳下の池」、...»
御許山(標高647メートル)山麓に鎮座する豊後一の宮で、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社。 神道において重要な神社の一つで、日本最古の神社の一つとされていて、古代においては伊勢神宮と共に二所宗廟として扱われた。 石清水八幡宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)と共に日本三大八幡宮の一つ。 本殿は小高い丘陵の小椋山(亀山)山頂に鎮座する上宮とその山麓に鎮座する下宮とからなり、その周りに社殿が広がっている。 境内は国の史跡に指定され、本殿3棟は国宝に指定されている。 八幡宇佐宮または八幡大菩薩宇佐宮などと呼ばれた。また神仏分離以前は神宮寺の弥勒寺と一体のものとして、正式には宇佐八幡宮弥勒...»
鳴子川渓谷の標高777メートル地点に架かる長さ390メートル、川床からの高さ173メートルで日本一の高さを誇る日本一の人道専用吊橋。 橋の上からは日本の滝百選に選ばれた震動の滝の雄滝や雌滝、紅葉で有名な九酔渓の絶景、また天気の良い日には九重連山の壮大な景観を眺めることができる。 九重“夢”大吊橋の概要 九重“夢”大吊橋(ここのえ“ゆめ”おおつりばし)は、大分県九重町に位置する日本一の高さと長さを誇る歩行者専用吊り橋です。2006年10月30日に開通し、その壮大な景観とスリル満点の歩行体験で、多くの観光客を魅了しています。橋は、高さ173メートル、長さ390メートルで、雄大な自然の中に架か...»
中津川の河口に築城された梯郭式の平城で、模擬天守が城下町中津のシンボルとなっている。 満潮時は堀に海水が引き込まれているため、水城(海城)ともされ、今治城・高松城と並ぶ日本三大水城の一つに数えられる。 全体ではほぼ直角三角形をなしていたため扇形に例えて「扇城(せんじょう)」とも呼ばれていた。 1588年に安土桃山時代の武将の黒田孝高の築城を始めた。黒田孝高は織田信長に属し、豊臣秀吉の参謀として各地に転戦、功を奏した。 その後に関ヶ原の戦いで戦功のあった武将・大名の細川忠興が完成させ、江戸期の中津藩が成立した。 以後、小笠原、奥平と城主が変わり、1871年に廃藩を迎えた。中津城に残る石...»
豊後高田市の中心商店街は昭和30年代にかけて、国東半島一の賑やかな町として栄えた。 昭和30年代以前に建てられた古い建物が7割も現存することから「昭和」にスポットをあて、昭和の街並みを再現している。 昭和の町の概要 昭和の町(しょうわのまち)は、大分県豊後高田市に位置する、昭和時代の雰囲気を再現した観光スポットです。昭和30年代から40年代の日本の風景や生活様式をテーマにした町並みが広がり、訪れる人々に懐かしさと新鮮さを提供しています。この町は、昭和の時代を知らない若い世代から、当時を懐かしむ年配の人々まで、幅広い層に人気があります。 歴史と背景 昭和の町は、2001年に地域の活性化...»
味噌、またはしょうゆ仕立ての汁に、小麦粉で作っただんごを平たく伸ばして入れ、ごぼう、にんじん、しめじ、豚肉などの具材と一緒に煮込んだのが”だんご汁”。大分県では、うどん専用の小麦粉が栽培されており、その小麦粉を使っただんごを手軽に食べる料理として、昔から食べられているようだ。大分県以外でも、だんご汁は九州のほぼ全域で食べられている。地域によっては”だご汁”や、”ほうちょう”とも呼ばれる。農林水産省選定の「郷土料理百選」に選ばれている。 分県は、台地が発達しており、米づくりには向かない土地が多かったため、古くから畑で麦などの穀物を栽培する地域でした。この地域では、穀物の多くが粉にされ、粉食文化...»
西日本では一般的に「冷麺」=「冷やし中華」を指すことが多いが、別府冷麺はいわゆる朝鮮系の冷麺のことを指す。 別府ではじめて冷麺店がオープンしたのは、昭和二十五年頃。旧満州から引き揚げてきた料理人が開いた店が始まりと言われている。旧満州は朝鮮との国境が近く、朝鮮系の民族も多く朝鮮の食文化も広がっていた。そのため朝鮮冷麺も食文化としてあり、その味を和風にアレンジしたものが別府冷麺であると言われている。 太目で弾力のある麺と、中細麺で喉越しの良い麺の二系統に大別される。...»
日田市内のラーメン店のメニューに輝くのが「やきそば」の文字。店内には、ラーメン店なのに鉄板を発見!そこで作られるメニューこそ「日田やきそば」だ。こだわりはずばり“焼き具合”。厚い鉄板で表面がカリカリになるまで麺を強火で焼き、各店秘伝のソースで仕上げる。具には大量のもやしと豚肉が投入され、パリッとした麺ともやしのシャキシャキした食感がハーモニーを奏でる。市内のラーメン店のほか飲食店でも提供されている。 ...»
しょうゆベースのタレにぶりの刺身を漬けたものをあつあつのご飯にのせ、ねぎやのり、ゴマなどの薬味を添えて、お茶やだし汁をかけて食べる丼料理「ブリのあつめし(温飯)」。豊後水道に面した大分県佐伯市の漁師町・米水津(よのうづ)に伝わる郷土料理。漁師のまかない料理が発祥とされ、水揚げしたぶりを船上で刺身にし、残ったものをしょうゆに漬けこんで、保存食として後日食していたとされる。古くは琉球の漁師から伝えられた調理法といわれ、別名「りゅうきゅう」とも呼ばれる。地域ごとにアジやサバなどが使われ、各地の漁師料理として伝承されてきた料理だ。...»
鶏肉消費量が全国1位と、大分県は鶏が大好きな県。大分名物「とり天」は、ひと口大にカットして揚げた鶏肉の天ぷらのことで、大分では極めてメジャーな料理。県下各地のレストランや定食店、喫茶店、中華料理店、弁当屋どこでも味わえる。発祥は日本有数の温泉のまち、別府で、台湾系の中華料理としてうまれたといわれている。酢じょうゆとカラシで食べるのが基本のようだが、中華風、和風、洋食系、やさしい味、にんにくガッツリ系など、今では各店舗によって様々な味付けで楽しめる。それぞれに衣や揚げ方にもこだわりがあるので好みの味を探して欲しい。 大分県は、鶏肉を多く食べることで知られています。2019年に総務省が都道府県庁...»
地獄蒸しとは、常に噴出している温泉の蒸気を利用して様々な食材を蒸す別府独特の料理方法である。調理には、温泉から噴出する蒸気熱を利用した加熱調理装置である地獄釜(じごくがま)が使われる。温泉の成分と高温で一気に蒸しあげる効果で旨味を凝縮させ、旬の野菜や地元で獲れた新鮮な魚介類などを温泉の滋味も付加させて味わい深いものにする。素材は地元で獲れたカニやエビ、魚やサザエなどの魚介類から温泉卵ならぬ地獄蒸し卵や豚まん、プリンやとうもろこしなど様々である。...»
大分県の北西端に位置する中津市は、中津城や耶馬溪がある観光都市。中津の人たちは、から揚げが大好きで、祭事やパーティー、日々の食卓、子供のおやつと、様々な場面で食べられている。しょうゆベースのタレには、にんにくやしょうがといった一般的な薬味に加え、各店舗独自のスパイスを混ぜて味に個性を出している。これらのスパイスで味付けは辛めになり、揚げ立てだけでなく、冷めてもおいしく食べられるようだ。中津市内だけでなく、遠方から足を運ぶ人も多く、中津市役所では「からあげマップ」を作成し、人気を後押ししている。...»
遠洋マグロ漁の基地として知られる津久見市の保戸島。その港から遠洋漁業に出る海の男達が賄い料理として、獲った魚をその場で捌き、船上で豪快に食していたという郷土料理、ひゅうが丼。魚はブリやサワラ、アジなど。最初は普通の丼モノとして食し、途中からお茶をかけて茶漬けにするという二段階の味の変化が楽しめるのも魅力。津久見市を中心に人気の料理でもあり、保戸島では祝い事など人が寄り合えば、このひゅうが丼を作るという程。 大分県の津久見市からおよそ14km離れた場所に位置するのが、豊後水道に浮かぶ保戸島です。この島は古くから漁業が栄え、その歴史、文化、風景は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ば...»
新鮮な鶏肉とゴボウを用いるご飯料理。炊いたご飯に炒めた食材を混ぜ込む作り方と、ご飯と食材を一緒に炊き込む作り方がある。 猟師がキジや鳩の肉で作ったのが始まりと言われる。昔はハレの日や、さなぶり(田植え終了の祭り、“さ”は田の神)、来客があった時などに作られた。 江戸時代の末期の頃、吉野地区の漁師がキジや鳩の肉で作ったのが始まりと言われている鶏めし。昔は地区での共同農作業での打ち上げ等で皆が集まる時に各家々から持ち寄ったり、ハレの日、来客があった時など作られた料理だったのだとか。当時は自家製の醤油で作っていたので味が濃く、鶏の油で口の周りも黒くなる程だったと伝えられている。 大分県は、一世...»
国宝の石仏や藩政時代の町並みが残りる臼杵の町。その古い歴史が息づく町に伝わる郷土料理のひとつが”黄飯”だ。くちなしのエキスで炊いた黄色がかったご飯で、祝い事の際や、客のもてなし料理として昔から食べられてきたようだ。添え物には、焼いたエソのほぐし身と、木綿豆腐やごぼう、にんじん、大根等をあわせて作られる加薬(かやく)が、よく用いられたという。黄飯の発祥については諸説あり、江戸時代に赤飯の代わりに作られたという説や、戦国時代にキリシタン大名がパエリアを模したのではないかともいわれている。...»
「ごまだし」をゆでたうどんにのせてお湯を注いで食す、海の町佐伯市が生んだ風味豊かな麺料理。ごまだしとは、焼いた白身魚のエソの身をすりつぶし、しょうゆとごまを混ぜて作られたもの。大分県佐伯市の漁家の料理としてうまれたこの料理は、長期保存が可能な点と、食べたい時にうどんにのせてお湯を注げば食べられる手軽さが特徴。エソが大漁だった時に、保存が利き簡単に調理できる料理として考案されたのが発祥とされる。現在ではエソの代わりに、イワシやアジで作られることもある。 ごまだし 佐伯市は九州最大の面積を持つ地域で、海の幸に恵まれた漁師町として知られています。この市が県内の水産業生産量の約7割を占め、特にブリ...»
大分県は鶏の消費量が日本一の地域である。その中でも、宇佐市と中津市は、人口わずか5万人ながらもそれぞれの市に50店舗近くも唐揚げ専門店がひしめき合う「からあげ激戦区」である。中でもからあげ専門店の発祥の地は「大分県宇佐市」といわれ、大分からあげの元祖となっている。市内にはコンビニよりもからあげ専門店の数のほうが多いという。その味はしょうゆ、塩、にんにく、しょうがなどをベースに味付けされ、「揚げたて当然、冷めても美味」がモットーとなっている。 ...»
山国川流域に伝わる精進料理。肉類は入れず、野菜だけでつくった汁。昔、葬式があると、地区の女性たちがつくった。精進料理とはいうが、普段の食卓にものぼる。「のっぺ汁」という名前は野辺送りからきているのではないかという説があるが、定かではない。 肉を含まない、しいたけ、にんじん、こんにゃくなどの野菜を主成分とした汁物料理です。 この料理は、大分県と福岡県の県境に位置する山国川流域の中津市山国町で、精進料理として初めて作られました。特に野辺送りの際によく提供されていたそうです。 季節を問わず、日常の食事に適しています。 干ししいたけを水で戻し、季節の野菜と一緒に出汁で炊きます。水溶き片栗粉を加...»
ゆで卵を色つきのすり身に包み、蒸して揚げたもの。出来上がったものを切って盛り付けたときに、くじゃくが羽を広げたように見えるから「くじゃく」と名前がついたと言われている。今ではくじゃくを作る人は少なくなっているそうだが、鮮やかな色あいで、佐伯ではお祝い事やお正月、運動会のお弁当には欠かせない一品である。材料はゆで卵、タイまたはエソ(中ぐらいの大きさのもの)、卵白、片栗粉、市販の色粉(赤、黄、緑)などを使う。 大分県の東部に位置する佐伯市は、九州で最も広い面積を持つ街の一つです。この街は九州山地に囲まれた山岳地帯、番匠川という一級河川に沿った平野地帯、そしてリアス式海岸が広がる海岸地帯から成り立...»
瀬戸内海の西端に位置する、大分県姫島周辺は海の幸の宝庫で、車エビの好漁場が広がっている。天然物のほかに養殖も盛んで、毎年、10月下旬には「姫島車えび祭り」が行われ、新鮮な車エビの刺身やフライ、煮付けやお弁当などが販売される。近年、車エビのうち、小さかったり足が取れたりして一般には販売できない規格外のものを有効利用しようと、”姫島車えびしゅうまい”などの特産品を開発、姫島村のみやげ物店で販売されている。殻を剥くところから丁寧に手作業で行い、プリプリッとした食感や旨味がいきている。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月...»
日田発祥といわれる元祖「たか菜巻」を中心に、あゆ、うなぎ、どんこ、お漬物や季節の多彩な野菜たちが彩る、日田ならではの日田ん(の)寿し。古くて新しい日田ご当地グルメ、それが「ひたん寿し」である。一口サイズのにぎり寿しは見た目も綺麗で、女性にも人気。ひたん寿しの主役はなんといっても「たか菜巻」である。昭和40年代に誕生し、それ以来多くの市民に親しまれてきた。絶妙な割合の納豆・山芋・ねぎと酢飯を、手造りの高菜漬けが優しく包み込んだ、ヘルシーでおいしい、歴史のある巻寿し、ぜひ一度ご賞味あれ。...»
黒潮の急激な海流、あわび・さざえといった豊富なえさに恵まれた豊後水道は、ふぐにとっても絶好の住み家。臼杵に水揚げされるふぐは、ふぐの中でも王様と言われる「トラフグ」で、色つやがよく、身がしまっている。ここでは一年を通じてその臼杵ふぐが楽しめる。その特徴は、何よりも新鮮さ。食べ方はふぐ刺し、てっちり(フグ鍋)、雑炊、唐揚げ、ヒレ酒などいろいろだが、中でもふぐの刺身は身が厚く絶品。一口噛んだ瞬間の歯ごたえと、口の中いっぱいに広がる独特の風味と旨味は、一度味わったらやめられない。...»
スッポンは、河川や池沼の浅瀬に潜む淡水性のカメの一種だ。国東半島の根元から山あいへと広がる安心院(あじむ)地方は、国内有数のすっぽんの養殖地として知られる。山麓を廻る渓水と軟質の温泉に恵まれ、専用の「天然仕上げ」飼料による養殖の品質は定評がある。スッポンはコクのある上質な出汁がとれるため、鍋にしたり、また、甲羅の縁にある軟骨の湯引き、生血、生レバーの酢和えなど、様々な料理で楽しめる。身は淡泊で鶏肉のよう。コラーゲンとビタミンが豊富で低脂肪。滋養強壮や疲労回復に効果があるといわれている。...»
唐揚げの聖地、大分県中津市の「中津からあげ」と大分の郷土料理・鶏めしを使った鶏大国「大分」がどっさりつまったどんぶり!ぜひ味わってください。...»
豊後は「豊の国」といわれ、多くの名水、豊かな自然、温暖な気候、肥えた台地が多くの名食材を生み出す。そのひとつである豊後牛は、県内で生まれ育った肉質等級3等級以上の36ヶ月未満の黒毛和牛のこと。肉色は紅赤色で、細やかな霜降りがあり、肉の旨みとして重要な肉の色沢、しまり、きめ、脂肪の質、どれをとっても最高級品。おいしさの秘密は、環境や飼料の良さ、そして天皇賞や農林水産大臣賞を受賞した血統の良い種雄牛の継承にある。まろやかな脂肪を筋繊維の間に細かく含む極上の霜降りが美味だ。...»
国内初となる烏骨鶏を取り入れた複数品種の掛け合わせにより生まれた「大分冠地どり」。交配に用いた烏骨鶏の外観的特徴が冠に現れていたことからそう名付けられた。烏骨鶏の体格の小ささを補うために、発育の良い白色ロックを掛け合わせるなど、旨味、大きさ、産卵性など、それぞれの品種の長所が集約されている。鶏肉の旨味成分であるイノシン酸が、ブロイラーや他の地鶏より高く、肉質もほどよく柔らか。大分県の新たなるブランドとして期待されている。...»
もみじとは鶏の足のガラ部分のこと。その楓の葉に似た形状からそう呼ばれる。主に中華料理や西洋料理、ラーメン等の出汁を取るのに使われ、中華料理では「鳳爪」と称して、揚げて煮込み、皮と軟骨を食べる料理にも加工される。日本では大分県日田市周辺の郷土料理となっている。鶏の脚と足の部分を甘辛く煮た料理で、コラーゲンが豊富。コリッとした軟骨の食感が通好みの絶妙な旨味を醸し出す。地元では酒の肴としても人気のある逸品。...»
大分県が、何度も交配試験を繰り返して誕生させた地鶏が“豊のしゃも”。母方に発育、産卵性が良く強健といわれる“九州ロード”を、父方には味と肉質の良さに定評ある“しゃも”を用いて、互いの長所を兼ね揃えた鶏となっている。飼育環境にも細心の注意を払っており、特製配合の飼料を与え、ストレスを与えないように、広々とした大地と澄んだ空気の中で、のびのびと育てられ、150~180日で出荷される。その肉質は脂肪が少なく締まりがあり、味は上品なコクと旨みがある。新鮮なものは刺身にしてもおいしい。...»
「昭和の町」を再現したことで知られる豊後高田市の名物“ぶんご合鴨”は、マガモの美味、青首アヒルの太り具合を兼ね備えた、良いとこづくしの合鴨。その肉質は驚くほどのやわらかさと、しっかりとした旨みを持っている。新鮮な合鴨はタタキやステーキなどで食べると、そのうまさを実感できるが、豊後高田市を訪れたのなら、同市の特産品“白ねぎ”と共に味わえる“合鴨鍋”もおすすめだ。「カモネギ」とはよく言ったもので、白ねぎとぶんご合鴨の相性の良さが楽しめる。 ...»
九州と四国の間を流れる豊後水道は、太平洋の黒潮と瀬戸内海の潮がぶつかりあい、豊かな漁場を形成。豊後水道の中でも流れが速く激しい佐賀関周辺海域「速吸の瀬戸(はやすいのせと)」で育ったサバは、「関もの」と呼ばれる高級魚で、全国のファンを魅了。魚自体の美味しさはもちろん、魚を傷めない「一本釣り」で獲られること、面買いという独自の取引方法や活け締めによる鮮度の保持で品質を徹底管理している。脂がのってくる秋から春にかけてが旬で、大ぶりでありながら、身の締まり・歯応え抜群。厚く切った刺身などで堪能したい。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»
九州と四国の間を流れる豊後水道の中でも流れが大変速く激しい佐賀関周辺海域、「速吸の瀬戸」。その荒波に揉まれて成長したマアジを、県漁協佐賀関支店の組合員が「一本釣り」で水揚げしたものが「関あじ」と呼ばれる。特殊な地形の海で育つ事により大型で脂が程良くのっているのにも関わらず、身が引き締まっており、なおかつ面買いと言う独自の取引方法や、活けじめによる鮮度の保持等厳格な品質管理を行うことで高い質を実現している。...»
温泉の豊富な大分県は全国有数のすっぽん生産県であり、専用の「天然仕上げ」飼料(県内水漁試開発)により、品質面でも定評がある。すっぽんは鍋やスープなどでいただくと大変美味しく、また、栄養価も高い。すっぽんは低脂肪でビタミンが豊富なうえ、コラーゲンがたっぷりと含まれている。大分県の安心院町では「すっぽん定食」や「すっぽんうどん」などの料理が、低価格で堪能できる。またすっぽんの血を酒で割り食前酒として提供するお店もあるようだ。...»
佐賀関の関崎・高島のあたりは、ちょうど瀬戸内海の水と太平洋の水が接し、潮流が速く水質がきれいなため、食べて美味い「くろめ」が育つ。新芽の伸びる冬にとるとやわらかで渋味がなく美味いので、1月~3月に箱眼鏡と長い根のついた鎌を使って収穫する。採ったらすぐに1本1本棒状に巻かれる。くろめ巻きを生のまま細かく刻むと、粘りと風味が出て美味くなる。これを、おわんに入れて熱い汁を注げば、磯の香りのする味噌汁や吸い物になる。醤油・ごまなどで味つけして熱いご飯にかけるのもいいし、もずく風に酢醤油で食べるのもいい。 旬 1月 2月 3月...»
”岬ガザミ”とは、豊後高田の香々地の沖合で獲れるワタリガニのこと。緑褐色をした体は20センチ前後と大ぶりで、その大きな体には甘味がある身がぎっしりと詰まっている。一年を通じて獲れるものの、旬は9月から12月。夏から秋にかけては卵を抱えているメスに、春には身の詰まったオスにありつければ最高だ。地元では秋のお祭りに大鍋で作ったカニ汁を振る舞うこともしばしば。焼きガニや茹でガニ、カニ汁ばかりか、ほぐした身をふんだんに使ったカニチャーハンも人気がある。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月...»
日本では伊勢海老と並び高級海老の主格として扱われる車えび。その為、海老類の中では最も早く養殖技術が確立され、1965年頃からは養殖も盛んに行われるようになった。また漁も盛んで大分県内では、宇佐市、姫島村、杵築市で漁獲される。旬は7月~12月で、生きたまま殻をむき、そのまま刺身として食べる「おどり食い」をはじめ、天麩羅、塩焼き、酒蒸しなどで楽しめる。車えびは、甘みを感じさせるアミノ酸が海老類の中で一番多く、新鮮な物ほどとても甘く、プリッとした食感も格別。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月...»
大分県南部の海域では、瀬戸内海の潮と南からの黒潮がぶつかりプランクトンが豊富な豊後水道と、複雑に入り組んだリアス式海岸を利用した養殖業がさかんで、養殖ブリの生産量も全国有数だ。養殖のブリは、エサを管理できるため、脂が適度に抑えられていることから、「脂っぽいのが苦手」という人にもおすすめ。エサに大分の特産品のかぼすの果汁の粉末を加えた“かぼすブリ”は、味もさっぱりしており、捌いた後、赤身部分が変色するまでの時間が延びることから、新たなブランド品として期待される。...»
“城下かれい”とは、大分県は日出町にあった日出城址が臨む城下の付近の海域で獲れるマコガレイのことである。城下かれいの旬は初夏である。別府湾で湧く真水と海水によって育まれたマコカレイは形が丸々として頭が小さく、臭みがなく、身のしまった淡白な味わいである。刺身にすると純白で美しい光沢で、コリコリとした歯触りが楽しめる。江戸時代には希少な魚で美味しかったことから珍重され、庶民が食べることを許されなかったほどである。そのため、「殿様魚」と呼ばれ、将軍家への献上魚でもあった。 旬 6月 7月...»
日本有数のマグロの遠洋漁業基地である保戸島がある津久見市。市内にマグロの加工場ができたことで、新鮮で豪快なマグロ料理を堪能することができるようになった。ステーキやしゃぶしゃぶ、コロッケなど、普段なら肉料理として食べなれている料理が、ボリュームや栄養価、味のどれを取っても勝るとも劣らないマグロ料理として味わうことができる。マグロ料理の中でも“かぶと焼き”は、味はもちろんのこと、その迫力は見事なものである。 旬 12月 1月 2月...»
大分県で水揚げされるちりめんの約80%は、別府湾で獲れる。ちりめんとは、カタクチイワシの稚魚であるシラスのこと。体長ほんの2cmほどのこの小さな魚にはカルシウムが豊富に含まれている。シラスを乾燥したものや釜揚げにしたものが一般的だが、獲れたての「生ちりめん」を味わえるのは産地ならでは。生ちりめんは、まさに潮の風味が楽しめる逸品。また、乾燥したものも太陽の下で天日干ししているため、香りが豊かである。...»
立ち泳ぎをする姿からその名前がついた、又は銀色に輝く姿が“太刀”に似ていることからその名前がついたという所以を持つ太刀魚。国東半島の沖で獲れる「くにさき銀たち」は特に美しく、まるで立派な日本刀を思わせる。肉厚な“銀たち”は、包丁で切るとスーッと脂がつく。身は柔らかく、しみじみと感じられるその旨みは、塩焼きや刺身、寿司などのシンプルな料理で親しまれているが、煮付けや南蛮漬け、フライにしても美味しい。特に、カボスとはどんな料理とも相性がよいので、是非試してみたい。 旬 7月 8月 9月...»
日本有数のマグロの遠洋漁業基地である保戸島がある津久見市。市内にマグロの加工場ができたことで、新鮮で豪快なマグロ料理を堪能することができるようになった。ステーキやしゃぶしゃぶ、コロッケなど、普段なら肉料理として食べなれている料理が、ボリュームや栄養価、味のどれを取っても勝るとも劣らないマグロ料理として味わうことができる。マグロ料理の中でも“かぶと焼き”は、味はもちろんのこと、その迫力は見事なものである。 旬 12月 1月 2月...»
日豊海岸国定公園に指定されている大分県南部の海域にはリアス式海岸が続いており、黒潮の温暖な海水が流れて込む。そのため波浪の影響を受けにくく、養殖用の生エサが豊富に育つ。さらに地元でモジャコ(ぶりの稚魚)が獲れ、台風のときには生簀を入り江に避難させられる。そのような魚類養殖に適した様々な環境が揃う中で育てられた養殖ブリが「豊の活ぶり」である。エサを管理するため脂が適度に抑えられており、身の食べ応えも抜群である。 旬 12月...»
高温に弱いヒラメにとって、リアス式海岸が続く大分県南の沿岸部の内湾は、夏でも比較的水温が低く保たれるため養殖には最適。養殖ヒラメの生産量は、全国トップクラスを誇り、色も肉質も良いと評価も高い。色がきれいな秘密は、養殖する水槽の壁を覆う黄色いシート。海底を這うヒラメが、砂と同化した茶色であることに着目し、養殖する水槽の壁を黄色にしたところ、ヒラメの色が黄金色になったという。また、大分特産のかぼすジュースをエサに混ぜた“かぼすヒラメ”は、肝に臭みがなく、エンガワもさっぱりしていると注目されている。...»
臼杵市に残る言い伝えによると、江戸時代に宗源という医者が京都から大分へ持ち帰った苗木を植えたのがはじまりとされる。昭和30年代、本格的な栽培が始まり、現在では全国の生産量の97%を占めている。さわやかな香りとまろやかな酸味がカボスの特長。果汁がたっぷり搾れて料理に、お酒にと何にでも合う。カボスを使ったポン酢やジュースなども販売されている。カボスの旬は夏であり、緑のカボスが一般的だが、黄色に熟れたカボスもまた、まろやかな味わい深さがあって絶品である。 旬 6月 7月 8月...»
周囲を山に囲まれた典型的な盆地で、多くの河川が流れ込み水郷を形作る日田。春から秋にかけては、「底霧」と呼ばれる深い霧に覆われ、夏には梨畑の緑が丘陵を、秋には赤や黄色に色づいた葉が斜面を赤く染める。そんな豊かな自然の中で育まれた「日田梨」。 単一の品種ではなく、同地で栽培される様々な品種のものの総称である。その糖度を徹底的に管理することで、糖度の高い甘く芳醇な味わいを持つことが特徴。国内に留まらず、中国などの東アジア地域でも、高級梨「日田梨」として、高い人気を得ている。 旬 9月 10月...»
中国から伝わったといわれ、竹田市ではおよそ300年前から栽培が続いている”チョロギ”。韓国料理のような名前と巻貝のような外見を持つ、不思議な形をしたしそ科の植物。根にできる塊茎の部分が食用となり、元の色は白い。一般的に、梅酢やしそ酢に漬けて味わうことが多く、鮮やかな赤に染まったチョロギはなんともかわいらしい。コリコリとした独特な歯ごたえと食感から地元では古くから愛されており、正月のおせちにもよく用いられている。ゆり根のようなホクッとした食感と、ピリッとした風味を、ぜひ味わってみて欲しい。...»
美味しいみかんが育つように、最高のシチュエーションを整えるビニールハウス。年中温暖に保たれているイメージがあるが、実はそうではなく、そのなかでは人工的に四季が再現されている。普通のみかんは、冬の寒い時期に収穫するものだが、ハウスみかんは4月初め頃から9月頃までの暖かい時期に食べることができ、みかんは冬の物というかつての常識を覆した。たっぷりと太陽の光を浴びて育つ大分のハウスみかんは質、量ともに全国でもトップクラスを誇る。 旬 4月 5月 6月 7月 8月 9月 12月...»
南国の太陽と美しい自然の中で丹精を込めて作り上げられたキウィフルーツ。全国でも有数の栽培面積を持つ「くにさきキウイフルーツ」は有袋による減農薬栽培によって作られており、安心して食べられる。ビタミンCやカリウム、食物繊維を豊富に含むことでも知られる。なお、きれいな楕円形で、果皮にまんべんなく産毛が付いているものが良品。果皮の色は、濃すぎるものよりも明るい薄茶色のものが良く、軽く握ったときに柔らかさを感じる程度が食べ頃である。...»
大分県のしいたけ生産量は全国トップクラスで、“乾しいたけ”の生産量も全国の3割以上を占めており、良質なことでも知られている。その秘密は原木に使うクヌギにある。大分県では、しいたけだけではなく、原木用のクヌギ林の造成にも力を入れており、この原木で栽培されたしいたけは肉厚で香りが良いと評価が高い。そのしいたけを乾燥させることで、芳醇な香りが凝縮され、褐色でつやのある“大分乾しいたけ”となる。大分県の名産品として名高い”大分乾しいたけ”は贈答品としても重宝されている。...»
九州のアルプスとも讃えられる久住連山。そのなかでも九州最高峰の久住山の麓の久住高原で栽培される高菜を漬け込んだのが“久住たかな”だ。温かいご飯のお供はもちろん、酒の肴にもぴったりで何度も箸が伸びてしまう美味しさ。そのほどよい塩味は、細かくきざんで高菜チャーハンにするなどさまざまな料理でも活躍する。春には摘み取った高菜を、地元のおばあちゃんと一緒に漬ける高菜漬け体験も人気。天日干しから塩もみ、最後に漬け込んで重石をするまで手作りの美味しさはまたひとしお。 旬 3月...»
国内トップクラスのサフラン生産量を誇る大分県竹田市。その栽培は明治より始まったといわれている。一般的には、開花する前に球根を畑に植えて花を咲かせるが、竹田市では室内で花を咲かせる方法を考案。天候に影響されることなく、花も摘みやすいことから、栽培が盛んになった。開花時期は10月下旬。花を摘み、その花のひとつひとつから丁寧にめしべのみを取り出し、すぐに乾燥させる。独自の栽培方法と繊細な手作業によりできあがった竹田市のサフランは、栄養価が高く、品質がいいと海外での評価も高い。 旬 10月 11月 12月...»
日本トップクラスの生しいたけの産地である大分。ここで獲れる生しいたけは肉質が豊かで大きく、香りも高く美味しいと言われている。 肉厚でうま味たっぷりの生しいたけは、煮ても焼いても美味しく、シンプルな炭火焼きなどが人気。煮物や天ぷらはもちろん、贅沢にステーキやちらし寿司の具としても広く食べられている。薄く輪切りにした大根をのせた雪ん子寿司は、見た目も可愛く味も美味しい逸品。土産や贈答品としても人気の特産物だ。...»
日本一の小ねぎを目指し、地元の農家が苦労に苦労を重ねて生まれたのが、その名もまさに「一番」の“大分味一ねぎ”だ。柔らかくてほのかに甘みもあるこの小ねぎは、旨みをそのままにねぎが持つ特有の臭みを抑えているので、どんな料理とも相性抜群。肥沃な土で大切に育てられたこともあって、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるのも特徴だ。最近では、“大分味一ねぎ”を使ったロールケーキまで登場しているというから注目したい。...»
無添加手作りのかりんとうで、サクッとカリッと、一度食べたらクセになる食感の手造りかりんとう。素朴なかりんとうに、紫いもの風味を加えた。「子供のおやつに安心安全なものを食べさせたい」との思いから、地域の主婦が集まって共同で開発や運営をしている1977年に結成された食品加工グループ「畦道グループ食品」のかりんとう。地元でとれた素材を練り込んで作っている、素朴だが愛情のこもったお菓子だ。「手作りかりんとう」は7種類。むらさきいもの他に「大豆」「よもぎ」「さつまいも」「ごま」「柚子ごしょう」「コーヒー」「かぼちゃ」「牛乳」がある。たくさんの味があって迷ってしまうが、どれも素材の味が生きていて、どこか懐...»
澄んだ空気と四季折々の自然が楽しめる湯布院の町で、高原の牧場から牛乳を運んでヨーグルトとチーズを作っている「由布院チーズ工房 」。その注目スイーツの“チーズまんじゅう”である。しっとりとした生地の中に、濃厚なスィートチーズが丸ごと入ったオリジナルまんじゅうで、まんじゅうでありながら「タルトのような濃厚な味わいを持つチーズがあとを引く味」とリピーターも多い。そのまま食べるだけでなく冷やして食べれば、暑い夏にぴったりの納涼スイーツとしても活躍する。...»
大分県竹田市の阿蘇くじゅう国立公園に広がる、雄大な自然と壮大な眺めで知られる久住高原は、日本有数の酪農産地。この久住高原に、のどかな放牧風景やおいしい乳製品、人と自然と酪農のふれあいを求めて誕生したのが自然牧場ガンジーファーム。西洋風の建物が高原にマッチするこの牧場では、国内では珍しいイギリス原産の「ガンジー牛」を大切に育てている。「ゴールデンチーズケーキ」のゴールデン=ガンジー牛乳のこと。イギリス、ガンジー島原産の「ガンジー種」という牛からとれる牛乳は「ゴールデンミルク」とも呼ばれ、一般的なホルスタイン種と比べ脂質、たんぱく質、灰分などの成分が豊富でバランスが優れている。搾乳量が半分ほどしか...»
硫黄分をたっぷり含んだ高温の温泉噴気で蒸して作った”地獄蒸しプリン”。ほろ苦いカラメルソースを使うことで甘さを抑え、甘いものが苦手な人でも楽しめる大人の味に仕上げている。材料には、卵と牛乳、生クリーム等が用いられ、添加物や防腐剤は一切使用されていない。蒸すことでカスタードのまろやかな味が際立ち、深いコクが楽しめる。近年ではネット販売もされており、全国区で知名度があるプリンのひとつになっている。自然の噴気で作るため、製造する数には限りがあるという。機会があれば、逃さず味わいたい。 ほのかに硫黄の香り漂う名湯「明礬温泉」で、明治からの伝統を伝える老舗旅館「岡本屋」のマグマのチカラで作る地獄蒸しプ...»
16世紀、南蛮文化と共に日本に渡来した西洋菓子に、伝統ある日本の菓子技術を活かした「ざびえる」。バターの効いたヨーロッパ風の皮と、精選された純日本風の白あんに、ラム酒につけられたレーズンの香が特徴の銘菓である。 その名前は、日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルに由来します。 天文20年(1551年)、豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルは、大友宗麟の庇護を受けながら神の教えを広め、小学校や大病院を次々に建設し、現在の大分市にあたる府内の街に南蛮文化を花開かせました。その功績を讃え、和洋折衷の菓子「ざびえる」が誕生しました。 ざびえるは、大分県大分市の銘菓で、バターが効い...»
湯布院の人気の散策コース、情緒あふれる店が軒を連ねる「湯の坪街道」。その中ほどの「湯の坪横町」入口にある菓子店「花麹菊家」の看板メニューが“ぷりんどら”だ。ふわっふわのどらやきの中には、クリーミー感のある特製カスタードクリームと濃厚なプリンがまるごとサンドされており、優しい甘さとキャラメルソースのほろ苦さが絶妙。カナダ産メープルシロップを使用したどら焼きの皮で、まろやかでふんわりパンケーキ風のような食感のどら焼きは、ひと口食べれば幸せな気分になれると評判の癒し系スイーツ。プリンは、阿蘇小国産の希少なジャージー牛から採れた、濃厚で高品質なジャージー牛乳を使い、バニラビーンズを加え、ミルク感がたっ...»
昭和33年創業の和菓子舗「赤司菓子舗」が誇る“そば饅頭”は、信州そば粉を使った風味豊かな生地で、北海道産あずきで作ったこしあんを包んだまんじゅうだ。おみやげ店をはじめ、老舗旅館でも購入でき、湯布院を代表する銘菓といえる。時代に流されず味を守り続け、伝統の職人技で丁寧に仕上げることで、シンプルながらもいきたあずきの味が楽しめるまんじゅうが完成する。懐かしさが感じられる地元に根付いたまんじゅうは、湯布院みやげにぴったりの品だ。 赤司の饅頭は、手間暇をかけて作られることで生地の食感が絶妙な仕上がりを生み出す。伝統のそば粉、自家製の柚子練、さくらの花びらの塩漬けを使った3種類の饅頭、そば饅頭、柚子饅...»
美容と健康をテーマに、こんにゃくから作った黒ごま味のデザート。日田の清水と国産こんにゃくいもの粉を使い、こんにゃく一筋に製造する食品会社クマガエが作る新しいデザートで、こんにゃくとは思えないほどとろ~りとろけるような食感。生ムリームをかけてゼリー風にしたり、きな粉と蜜をかけてくずもち風にしたりと食べ方はいろいろ。こんにゃくなので食物繊維が豊富でローカロリー。ダイエットでデザートを控えている人にもおすすめだ。袋に入った商品のほかに手軽に食べられるカップ入りもあって、人気。 こんにゃく屋のマンナンマイスターが仕上げたヘルシーな黒胡麻こんにゃくデザートです。胡麻の風味ととろりとした優しい舌触りが特...»
ボンディアは昭和53年にポルトガル・アベイロ市と大分が姉妹都市となった記念として創作された。本品はその異国の地の素材や作り方を学びながら、日本古来の素材である小豆あんにミルクを加えてアレンジし、パイ生地で包んだ、異文化同士の出会いとも言うべきお菓子。「ボンディア」は、ポルトガル語で、「おはよう、よい日を」という意味。 製造は1956年(昭和31年)に別府市にて創業した菓子舗「株式会社 菊家」。1994年(平成6年)に由布市に本社(工場・本部)を建設・移転。2001年には湯布院の人気の散策コース、情緒あふれる店が軒を連ねる「湯の坪街道」。その中ほどの「湯の坪横町」入口にある菓子店「花麹菊家」を...»
大分県の山間部は夏冬の気温差が激しく、梅雨時から真夏にかけては高温多湿な一方、真冬は雪も降る寒さ。このような気候条件が、肉厚で香りの良いしいたけを栽培するのに適している。「椎茸こんぶ角煮」は、色、つや、香りにこだわった大分産のしいたけを材料に、創業以来変わらない製法で手作りしている。味付けの基本は秘伝のしょうゆたれ。ふっくら軟らかく煮上がった佃煮はリピーターも多く、大分産のしいたけ加工品の中でも常に売り上げナンバーワンの人気商品だ。 上田椎茸専門店は、昭和23年に大分産椎茸(乾しいたけ)を取り扱う専門店として別府にて創業。現在では、大分産の乾しいたけを原料にした佃煮などの加工品が人気商品とな...»
パリッとした香ばしい米粉のゴーフレットで、優しい光で照らすまんまるお月さんのようなお菓子「月さらさ」。大分を代表する銘菓「ざびえる」を作る菓子メーカーのざびえる本舗が、力を入れて開発したロマンあふれる南蛮菓子。薄いパリパリの洋風せんべいにクリームをはさんだお菓子で、洋菓子のゴーフレットを和テイストにした感じ。煎餅に米粉を使い、パリパリ感を出したしっかりとした約7ミリの厚み、直径10センチの大満足のゴーフレット。月をイメージして、形はまん丸、包装にはウサギがデザインされている。クリームによって2種類の味があり、ヘルシーな黒糖味はまろやかな甘さ、ちょっぴり異国の香りがするクリームチーズのチーズ味は...»
九州でももっともきれいな水と評されている番匠川に育まれたアユを原料に、伝統的な技法で塩漬けした贅沢な珍味“うるか”。身と内臓を使った“身うるか”、白子を使った“子うるか”、内臓のみを使った“にがうるか”の3種類があるが、地元で“うるか”といえば“にがうるか”のことで、胃腸の消化を助けるともいわれ、高級品として古くから珍重されてきた。あつあつのご飯にのせるもよし、酒の肴にするもよし、ほのかな苦みと渋みがたまらない一品だ。 鮎うるか(にがうるか)は、鮎の内臓だけで作られた「鮎うるか」は、苦味と渋味が特徴で、クセが強く、通の人に特に喜ばれる一品です。温かいご飯にまぶして、鮎独特の味と香りを満喫でき...»
大分県の佐賀関と愛媛県の佐田岬に囲まれた豊予海峡は、太平洋と瀬戸内海の入口にあたり流れが大変速く激しい海域で「速吸の瀬戸」と呼ばれる。潮流が早く魚の餌が豊富なため、回遊せずに「瀬つき魚」として住み着くアジがいる。関で生まれて関で育つ「関あじ」だ。荒波に揉まれて成長したマアジは、急流のおかげで身が引き締まり、比較的脂分が少ない。関の漁師達が一本釣りで釣り上げたアジは「関あじ」と呼ばれ、干したのが関あじ開き。干して水分を取り除くことで更に魚の旨みが凝縮され、さっぱりしたおいしさの干物に仕上がっている。創業1908年(明治41年)の水産加工会社「やまろ渡邉」は、豊後水道の種類豊富で新鮮な魚にこだわり...»
大分県特産の香酸柑橘「かぼす」を使った大分銘菓。緑色の果実が熟す前に収穫された、まだ青くて若いかぼすの実の果皮と果汁を白餡に混ぜ、それを餅生地で包み込んで、ふわっと軽い食感の白いもなか生地ではさんでいる。独自の製法で白あんに混ぜ合わせ、カボスの自然な香りと上品な酸味、鮮やかな緑の色をそのまま生かして仕上げた逸品だ。餡の主原料がかぼすなので、ひと口食べると、モチッとした食感のなかに柑橘系の香りと、かぼすの爽やかな風味が口の中に広がる。特産のかぼすをふんだんに使い、しかも上品な仕上がりで、土産に人気の商品だ。 大分県産「かぼす」 かぼすが大分県に初めて伝わったのは、臼杵市の乙見地区とされていま...»
ほんのり甘いサクサク歯ごたえのラスクと、ひきたつ辛さの柚子こしょうのコラボレーション。柚子こしょうの柚子には、名産地として名高い大分県宇佐市の院内町産を使用している。袋を開けると、フワッと柚子こしょうの爽やかな香り。ラスクの表面にもたっぷり柚子こしょうがついて、甘いラスクにピリッとした辛さが引き立つ。おやつだけでなくビールのつまみにもなる一味違ったラスクだ。大分を訪れたときには是非食べてみたいお菓子。...»
大分の代表的な特産品の高級魚である関あじと関さばの形を模した最中。関さば最中はやや大ぶりで、しっかりとして厚みのある皮に粒あんをはさみ、羽二重餅が入っている。関あじ最中はやや小ぶりで、餅は入れずにこし餡がたっぷりと入っている。材料は北海道産の小豆、厳選した上白糖とグラニュー糖、それに寒天と企業秘密の隠し味を加えている。添加物や保存料は使っていない。関さば最中、関あじ最中あわせて一日に900個も製造する評判の商品で、上品な甘さととろけるような優しい食感が魅力。明治39年創業の老舗の味をおみやげに。通常、関あじ最中と関さば最中が数個ずつ入ったセットで販売。 関あじ最中:関あじを模しており、やや小...»
北海道産の厳選あずきを使ったつぶあんを、菓子のように甘いといわれる宮崎産サツマイモ”鳴門金時芋”で包み込んで焼き上げたお菓子で、その名の通りしっとりとした口溶けの良さが堪らないスイートポテトだ。ほおばると、バターの豊潤な香りと自然の甘みが口いっぱいに広がり、心も和むおいしさだ。夏は冷やしてアイス風味で、冬はレンジで温めてホクホクと楽しむのがおすすめ。その誕生のきっかけは、スイートポテト好きだった「赤司菓子舗」の店主が、自らが思い描く理想のスイートポテトに巡りあえなかったため、自分で作ってしまったそうだ。しっとりとした食感のスイートポテトの中に、ほっとするような懐かしい味わいの小豆餡を閉じ込めて...»
湯布院のロールケーキ専門店「B-speak」のご当地スイーツとしても人気のあるロールケーキ。素材に添加物を一切使用せず、小麦粉・砂糖・卵といったシンプルな素材で焼き上げ、最後の一口まで美味しく食べられるように生クリームのバランスを考えた、甘さ控えめで素朴なロールケーキ。由布院の代表的なお菓子として地元でも人気だ。 大手旅行業者の全国アンケートで満足度日本一の旅館に選ばれた由布院温泉の旅館、山荘無量塔が1999年にオープンした湯布院のロールケーキ専門店「B-speak」。オープン以来行列ができる人気店です。 Pロールはふわっと柔らかく、しっとりとした生地とクリームの絶妙なバランスが特徴の甘さ...»
湯布院の豊かな自然の中で、香料や着色料等を一切使用せず、果物が持つ特性をいかし、それぞれの個性にあわせてゆっくりと炊き上げた優しい甘さの手造りジャム。原料となる果物のほとんどは大分県産というこだわりだ。色や食感も楽しめるよう、そのままの形で仕上げた“苺ジャム”や“ブルーベリージャム”は定番で、ヨーグルト等にも良く合うと人気が高い。その他、梅、夏みかん、いちじく、ゆず、デラウェア、桃などバラエティに富んだ果実ジャムの他、かぼちゃ、にんじんなどの野菜ジャムも販売されている。 湯布院 ジャム工房 kotokotoya ことことや 季節のジャム 湯布院で長年愛されている「ことことや」の手作りジャム...»
鶏肉の揚げ物といえば「から揚げ」が一般的かもしれないが、大分では「とり天」と呼ばれる鶏肉のてんぷらだ。一口大の鶏肉(ムネ肉)に独自の下味を付け、美味しさをやわらかい衣で包み揚げた。それを持ち帰れるのがデリカフーズ大塚の商品「これが豊後とり天」。工場内で油調した物を急速凍結した冷凍食品。とり天には6つの原則がある。1.鶏肉をタレに漬け込んでいること。2.衣がついていること。3.一口サイズであること。4.骨がないこと。5.生野菜を添えること。6.つけダレで食べること。とり天は酢醤油やかぼすポン酢にからしをプラスしたタレをつけて食べるのがおすすめ。 大分自慢の郷土料理 豊後とり天 豊後とり天は、...»
昔から人の集う時には欠かせない郷土料理として親しまれてきた「鶏めし」。国産の鶏肉、しいたけ、ゴボウを酒、醤油、砂糖で味を整えながら炊いて、ほかほかのご飯と混ぜ合わせる。鶏肉などの具のうま味がご飯にも行き渡り、食べ出したら止まらないおいしさ。おいしいものが登場することでも有名な漫画「美味しんぼ」でも紹介され、また大分県の特産であることの証である「一村一品」にも指定されている。デリカフーズ大塚の商品「豊の鶏めしの素」は、国産の鶏肉、大分県産の椎茸、ごぼうを主原料に、特製だしで風味豊かで素朴な味に仕上げた逸品で、炊きたてのご飯に混ぜるだけで、懐かしく素朴な味わいの「鶏めし」を簡単に作れる。 大分の...»
ガンジー牛とはイギリス、ガンジー島原産の「ガンジー種」という牛。乳牛として一般的なホルスタイン種と比べ脂質、たんぱく質、灰分などの成分が豊富だが搾乳量が半分ほどしかなく、日本では数百頭しか飼育されていない希少な牛だ。ガンジー牛から搾乳された牛乳の成分バランスが優れていることからヨーロッパでは「ゴールデンミルク」と呼ばれている。九州・くじゅう連山のふもとにある久住高原で育ったガンジー牛の生乳を100%使用した、ガンジー牧場ならではのヨーグルト。とろとろクリーミーで口どけがよく、控えめな酸味とほんのりとした甘さが口の中で広がる。 自然牧場ガンジーファーム 大分県竹田市の阿蘇くじゅう国立公園に広...»
厳選された大分県産の豚肉と沖縄の天然塩“青い海”を原材料に、本場ドイツの伝統製法にこだわって長期熟成させた本格的なハム。豚肉を天然の塩水に約2週間漬け込んで自然熟成させた後、スモークや追熟で仕上げられ、化学調味料、防腐剤、異種タンパクを一切使用せず、添加物を最小限に抑えることで、素材本来の旨み、豊かな風味がいきた濃厚な味わいが楽しめる。一般的なハムが短期間で仕上げられるのに対し、湯布院薫風工房のハムは、豚肉を約80から85%に減量して仕上げている。ハムだけでなく、生ハム、チーズや大葉入りのウィンナー、ベーコン、オールポークソーセージなど品数が豊富で、様々な味で楽しめるのも魅力だ。湯布院薫風工房...»
「ごまだし」は佐伯の郷土料理。魚にごまを加え、しょうゆなどで味つけしたダシで、魚の旨味とごまの香ばしさが特長。昔から、うどんだれとして親しまれてきた。「やまろのごまだし」は、地元産の良質の煮干し「佐伯いりこ」を使用。新鮮で脂分の少ないかたくちイワシの煮干の頭と内臓を丁寧に取り除き、骨も一緒に細かく粉状にすりつぶしたものに、しょうゆ、みりん、ごまなどを加えたペースト状のたれ。生魚特有の臭みも少なく、すっきりとした風味が特徴で、ゆでたうどんにお好みの量のごまだしをのせ、お湯を注ぐと簡単に「ごまだしうどん」ができあがる。うどんのたれのほか、熱いご飯にごまだれをかけてお茶漬けにしたり、冷奴や温野菜にか...»
「あつめし」は、豊後水道に面した大分県佐伯市の漁師町・米水津(よのうづ)に伝わる郷土料理。しょうゆベースのタレに漬けた魚の刺身を熱々のごはんに載せて、ねぎやのり、ゴマなどの薬味を添えて、お茶やだし汁をかけて食べる丼料理。昔からの漁師のまかない料理が発祥とされ、漁師達が水揚げした魚を船の上で刺身にして食べて、残った魚の切り身を家伝のたれに漬け込んで後日食していたとされる保存食が由来と言われている。しょうゆベースの甘口のたれがブリやアジなど青魚の臭みを和らげ、ご飯によく合う。やまろ渡邉の「あつめしたれ」は、好みの刺身を漬け込むだけで簡単に「あつめし」を再現できるオリジナル調味料。家庭で簡単に郷土料...»
「りゅうきゅう」は大分の新鮮な魚を使った郷土料理。魚の刺身を醤油やみりん、薬味などしょうゆベースのたれに浸けこむ、いわゆる「漬け」呼ばれる食べ方だ。りゅうきゅうの名前の由来は諸説あるが、琉球から伝わったという説や、千利休に由来するという説などが有力だという。「関くろめ りゅうきゅうたれ」は、しょうゆに佐賀関特産の海藻「くろめ」を漬け込み、魚醤を加えた。甘すぎず辛すぎず、磯の香りとあいまってクセになる美味しさだ。くろめを入れることで、独特の粘りととろみがあり、タレが食材にしっかり絡む。魚の旨味がおはんやお酒とよく合う。サラダのドレッシング、コロッケのソースなどにもおすすめ。...»
大分の乾麺処、宇佐長洲の天日干しそうめん。長洲麺は、太陽と潮風を浴びた風味豊なコシのある麺で、江戸時代から受け継がれてきた宇佐の名産。宇佐平野は、土地、水、気候に恵まれた地域で、小麦が豊かに実る。周防灘に面した海岸沿いでは豊富な塩が取れ、清流駅館川流域では井戸水が豊富で、この整った環境が、風味豊かな長洲麺を生み出した。1919年(大正8年)創業の四井製麺工場が100年以上の歴史を誇る老舗として昔ながらの天日干しで作り続けている。原料にこだわった嘉市シリーズの「そうめん」は、豊の国(大分)産の小麦と、海水から作った国産の塩、長洲の地下水を使って生地を作り、長時間熟成させたもの。その生地を麺状にし...»