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城下かれい

(しろした)

大分県の日出町で採れる独特の肉厚と旨味を持ったマコガレイ

“城下かれい”とは、大分県は日出町にあった日出城址が臨む城下の付近の海域で獲れるマコガレイのことである。城下かれいの旬は初夏である。別府湾で湧く真水と海水によって育まれたマコカレイは形が丸々として頭が小さく、臭みがなく、身のしまった淡白な味わいである。刺身にすると純白で美しい光沢で、コリコリとした歯触りが楽しめる。江戸時代には希少な魚で美味しかったことから珍重され、庶民が食べることを許されなかったほどである。そのため、「殿様魚」と呼ばれ、将軍家への献上魚でもあった。

旬    6月 7月

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名称
城下かれい
(しろした)

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