国東半島・中津・宇佐エリアには清水寺、宇佐神宮、英彦山などの観光スポット、天神祭、鶴市花傘鉾祭り、宇佐夏越祭りなどの観光イベント、ワッフル、中津からあげ、スィートポテトなどのご当地グルメがあります。
福沢諭吉が19歳まで過ごしたことでも知られている中津。福沢諭吉旧居では生家の母屋と勉強部屋として改造された土蔵が公開されています。「大江医家資料館」「村上医家資料館」などの医学や蘭学に関する貴重な資料館もあります。
黒田如水が築城した中津城は水門から海水を引くこともでき、高松城や今治城とともに日本三大水城と称されています。松平市や奥平氏がおさめる中津藩の城下町として発達しただけのことはあり、当時の面影そのままの土塀や白壁の武家屋敷も残っていて、歴史好きにはたまらないエリアです。
宇佐方面へと足を伸ばすには、山岳仏教の寺院や石仏をたずねる国東半島ドライブがおすすめです。巨大な不動明王と大日如来が崖に彫られている熊野磨崖仏、全国の八幡宮の総本宮である宇佐神社など、見どころが満載です。
「豊後高田昭和の町」では商店街を昭和30年代そのままにリニューアル。「生きた博物館」とも呼ばれるほどリアルに再現されていて、レトロな肉切り機、餅つき機などを見ることもできます。「昭和ロマン蔵」では駄菓子のおまけ、昔懐かしいアニメのフィギュアなどが展示されていて、しばしタイムスリップ気分を味わえます。
元気いっぱいアウトドアライフを楽しみたいなら耶馬渓サイクリングがおすすめです。奇岩と秀峰が織りなす雄大な大自然を貫くメイプル耶麻サイクリングロードを走り抜けましょう。
岩裾にうがたれたトンネル「青の洞門」や、日本でここにしかない8つのアーチを有する「耶馬溪橋」などを自転車で回るのも良いでしょう。新緑、紅葉、雪景色と季節ごとにさまざまな表情を見せるのも魅力的です。ひと息つくなら、廃校になった小学校の木造校舎を利用したカフェ「木精座」がおすすめです。
お楽しみのグルメは山の幸をふんだんに使用した郷土料理がイチオシです。名峰を眺めながら食事を楽しめる「擲筆峰」は、バラエティ豊かな地鶏料理が自慢で刺身、たたき、串焼き、唐揚げ、鍋などさまざまなかたちで味わうことができます。
御許山(標高647メートル)山麓に鎮座する豊後一の宮で、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社。 神道において重要な神社の一つで、日本最古の神社の一つとされていて、古代においては伊勢神宮と共に二所宗廟として扱われた。 石清水八幡宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)と共に日本三大八幡宮の一つ。 本殿は小高い丘陵の小椋山(亀山)山頂に鎮座する上宮とその山麓に鎮座する下宮とからなり、その周りに社殿が広がっている。 境内は国の史跡に指定され、本殿3棟は国宝に指定されている。 八幡宇佐宮または八幡大菩薩宇佐宮などと呼ばれた。また神仏分離以前は神宮寺の弥勒寺と一体のものとして、正式には宇佐八幡宮弥勒...»
中津川の河口に築城された梯郭式の平城で、模擬天守が城下町中津のシンボルとなっている。 満潮時は堀に海水が引き込まれているため、水城(海城)ともされ、今治城・高松城と並ぶ日本三大水城の一つに数えられる。 全体ではほぼ直角三角形をなしていたため扇形に例えて「扇城(せんじょう)」とも呼ばれていた。 1588年に安土桃山時代の武将の黒田孝高の築城を始めた。黒田孝高は織田信長に属し、豊臣秀吉の参謀として各地に転戦、功を奏した。 その後に関ヶ原の戦いで戦功のあった武将・大名の細川忠興が完成させ、江戸期の中津藩が成立した。 以後、小笠原、奥平と城主が変わり、1871年に廃藩を迎えた。中津城に残る石...»
豊後高田市の中心商店街は昭和30年代にかけて、国東半島一の賑やかな町として栄えた。 昭和30年代以前に建てられた古い建物が7割も現存することから「昭和」にスポットをあて、昭和の街並みを再現している。 昭和の町の概要 昭和の町(しょうわのまち)は、大分県豊後高田市に位置する、昭和時代の雰囲気を再現した観光スポットです。昭和30年代から40年代の日本の風景や生活様式をテーマにした町並みが広がり、訪れる人々に懐かしさと新鮮さを提供しています。この町は、昭和の時代を知らない若い世代から、当時を懐かしむ年配の人々まで、幅広い層に人気があります。 歴史と背景 昭和の町は、2001年に地域の活性化...»
大分県の北西端に位置する中津市は、中津城や耶馬溪がある観光都市。中津の人たちは、から揚げが大好きで、祭事やパーティー、日々の食卓、子供のおやつと、様々な場面で食べられている。しょうゆベースのタレには、にんにくやしょうがといった一般的な薬味に加え、各店舗独自のスパイスを混ぜて味に個性を出している。これらのスパイスで味付けは辛めになり、揚げ立てだけでなく、冷めてもおいしく食べられるようだ。中津市内だけでなく、遠方から足を運ぶ人も多く、中津市役所では「からあげマップ」を作成し、人気を後押ししている。...»
大分県は鶏の消費量が日本一の地域である。その中でも、宇佐市と中津市は、人口わずか5万人ながらもそれぞれの市に50店舗近くも唐揚げ専門店がひしめき合う「からあげ激戦区」である。中でもからあげ専門店の発祥の地は「大分県宇佐市」といわれ、大分からあげの元祖となっている。市内にはコンビニよりもからあげ専門店の数のほうが多いという。その味はしょうゆ、塩、にんにく、しょうがなどをベースに味付けされ、「揚げたて当然、冷めても美味」がモットーとなっている。 ...»
山国川流域に伝わる精進料理。肉類は入れず、野菜だけでつくった汁。昔、葬式があると、地区の女性たちがつくった。精進料理とはいうが、普段の食卓にものぼる。「のっぺ汁」という名前は野辺送りからきているのではないかという説があるが、定かではない。 肉を含まない、しいたけ、にんじん、こんにゃくなどの野菜を主成分とした汁物料理です。 この料理は、大分県と福岡県の県境に位置する山国川流域の中津市山国町で、精進料理として初めて作られました。特に野辺送りの際によく提供されていたそうです。 季節を問わず、日常の食事に適しています。 干ししいたけを水で戻し、季節の野菜と一緒に出汁で炊きます。水溶き片栗粉を加...»
瀬戸内海の西端に位置する、大分県姫島周辺は海の幸の宝庫で、車エビの好漁場が広がっている。天然物のほかに養殖も盛んで、毎年、10月下旬には「姫島車えび祭り」が行われ、新鮮な車エビの刺身やフライ、煮付けやお弁当などが販売される。近年、車エビのうち、小さかったり足が取れたりして一般には販売できない規格外のものを有効利用しようと、”姫島車えびしゅうまい”などの特産品を開発、姫島村のみやげ物店で販売されている。殻を剥くところから丁寧に手作業で行い、プリプリッとした食感や旨味がいきている。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月...»
スッポンは、河川や池沼の浅瀬に潜む淡水性のカメの一種だ。国東半島の根元から山あいへと広がる安心院(あじむ)地方は、国内有数のすっぽんの養殖地として知られる。山麓を廻る渓水と軟質の温泉に恵まれ、専用の「天然仕上げ」飼料による養殖の品質は定評がある。スッポンはコクのある上質な出汁がとれるため、鍋にしたり、また、甲羅の縁にある軟骨の湯引き、生血、生レバーの酢和えなど、様々な料理で楽しめる。身は淡泊で鶏肉のよう。コラーゲンとビタミンが豊富で低脂肪。滋養強壮や疲労回復に効果があるといわれている。...»
唐揚げの聖地、大分県中津市の「中津からあげ」と大分の郷土料理・鶏めしを使った鶏大国「大分」がどっさりつまったどんぶり!ぜひ味わってください。...»
「昭和の町」を再現したことで知られる豊後高田市の名物“ぶんご合鴨”は、マガモの美味、青首アヒルの太り具合を兼ね備えた、良いとこづくしの合鴨。その肉質は驚くほどのやわらかさと、しっかりとした旨みを持っている。新鮮な合鴨はタタキやステーキなどで食べると、そのうまさを実感できるが、豊後高田市を訪れたのなら、同市の特産品“白ねぎ”と共に味わえる“合鴨鍋”もおすすめだ。「カモネギ」とはよく言ったもので、白ねぎとぶんご合鴨の相性の良さが楽しめる。 ...»
温泉の豊富な大分県は全国有数のすっぽん生産県であり、専用の「天然仕上げ」飼料(県内水漁試開発)により、品質面でも定評がある。すっぽんは鍋やスープなどでいただくと大変美味しく、また、栄養価も高い。すっぽんは低脂肪でビタミンが豊富なうえ、コラーゲンがたっぷりと含まれている。大分県の安心院町では「すっぽん定食」や「すっぽんうどん」などの料理が、低価格で堪能できる。またすっぽんの血を酒で割り食前酒として提供するお店もあるようだ。...»
”岬ガザミ”とは、豊後高田の香々地の沖合で獲れるワタリガニのこと。緑褐色をした体は20センチ前後と大ぶりで、その大きな体には甘味がある身がぎっしりと詰まっている。一年を通じて獲れるものの、旬は9月から12月。夏から秋にかけては卵を抱えているメスに、春には身の詰まったオスにありつければ最高だ。地元では秋のお祭りに大鍋で作ったカニ汁を振る舞うこともしばしば。焼きガニや茹でガニ、カニ汁ばかりか、ほぐした身をふんだんに使ったカニチャーハンも人気がある。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月...»
日本では伊勢海老と並び高級海老の主格として扱われる車えび。その為、海老類の中では最も早く養殖技術が確立され、1965年頃からは養殖も盛んに行われるようになった。また漁も盛んで大分県内では、宇佐市、姫島村、杵築市で漁獲される。旬は7月~12月で、生きたまま殻をむき、そのまま刺身として食べる「おどり食い」をはじめ、天麩羅、塩焼き、酒蒸しなどで楽しめる。車えびは、甘みを感じさせるアミノ酸が海老類の中で一番多く、新鮮な物ほどとても甘く、プリッとした食感も格別。 旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月...»
“城下かれい”とは、大分県は日出町にあった日出城址が臨む城下の付近の海域で獲れるマコガレイのことである。城下かれいの旬は初夏である。別府湾で湧く真水と海水によって育まれたマコカレイは形が丸々として頭が小さく、臭みがなく、身のしまった淡白な味わいである。刺身にすると純白で美しい光沢で、コリコリとした歯触りが楽しめる。江戸時代には希少な魚で美味しかったことから珍重され、庶民が食べることを許されなかったほどである。そのため、「殿様魚」と呼ばれ、将軍家への献上魚でもあった。 旬 6月 7月...»
立ち泳ぎをする姿からその名前がついた、又は銀色に輝く姿が“太刀”に似ていることからその名前がついたという所以を持つ太刀魚。国東半島の沖で獲れる「くにさき銀たち」は特に美しく、まるで立派な日本刀を思わせる。肉厚な“銀たち”は、包丁で切るとスーッと脂がつく。身は柔らかく、しみじみと感じられるその旨みは、塩焼きや刺身、寿司などのシンプルな料理で親しまれているが、煮付けや南蛮漬け、フライにしても美味しい。特に、カボスとはどんな料理とも相性がよいので、是非試してみたい。 旬 7月 8月 9月...»
南国の太陽と美しい自然の中で丹精を込めて作り上げられたキウィフルーツ。全国でも有数の栽培面積を持つ「くにさきキウイフルーツ」は有袋による減農薬栽培によって作られており、安心して食べられる。ビタミンCやカリウム、食物繊維を豊富に含むことでも知られる。なお、きれいな楕円形で、果皮にまんべんなく産毛が付いているものが良品。果皮の色は、濃すぎるものよりも明るい薄茶色のものが良く、軽く握ったときに柔らかさを感じる程度が食べ頃である。...»
日本一の小ねぎを目指し、地元の農家が苦労に苦労を重ねて生まれたのが、その名もまさに「一番」の“大分味一ねぎ”だ。柔らかくてほのかに甘みもあるこの小ねぎは、旨みをそのままにねぎが持つ特有の臭みを抑えているので、どんな料理とも相性抜群。肥沃な土で大切に育てられたこともあって、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるのも特徴だ。最近では、“大分味一ねぎ”を使ったロールケーキまで登場しているというから注目したい。...»
大分の乾麺処、宇佐長洲の天日干しそうめん。長洲麺は、太陽と潮風を浴びた風味豊なコシのある麺で、江戸時代から受け継がれてきた宇佐の名産。宇佐平野は、土地、水、気候に恵まれた地域で、小麦が豊かに実る。周防灘に面した海岸沿いでは豊富な塩が取れ、清流駅館川流域では井戸水が豊富で、この整った環境が、風味豊かな長洲麺を生み出した。1919年(大正8年)創業の四井製麺工場が100年以上の歴史を誇る老舗として昔ながらの天日干しで作り続けている。原料にこだわった嘉市シリーズの「そうめん」は、豊の国(大分)産の小麦と、海水から作った国産の塩、長洲の地下水を使って生地を作り、長時間熟成させたもの。その生地を麺状にし...»